教員一覧
地域リノベーション専攻
コミュニティデザイン
SOGA Toru
生態人類学,地域研究
1.近代化にともなう東アフリカ牧畜社会の変容。とくに、文化変容・民族紛争・難民化等の現象を考察。
2.人口減少に伴う青森県の生業・コミュニティ・産業構造等の変容の把握と、未来のあり方を考察。
HABUCHI Ichiyo
メディア文化論,文化社会学
現代的親密性の探究をおこなっている。とくにメディア環境の変容と親密性をめぐる再帰的近代化の様相を社会学的に探っている。またこれに関わり、若者文化の比較社会学的研究を実証的におこなっている。
MASUYAMA Atsushi
地理情報システム
地理情報科学の理論と応用の両面に渡って研究している。過去の代表的な研究には、空間データの統合に関するものがある。近年は、空間アクセシビリティ(活動機会への近づきやすさ)について集中的に研究している。
HIBINO Aiko
社会心理学
社会心理学のなかでも、集団の全体的性質に注目するグループ・ダイナミックスを専門とする。新規テクノロジーの社会的受容調査に加え、新規テクノロジーを生み出す科学者共同体についての研究をおこなっている。
TAKASE Masahiro
社会学
歴史社会学、教育社会学、ライフコース論を専門としている。人びとが人生のなかで経験する事象(誕生、家族、教育、労働、死など)について、地域社会の変容と関連づけながらフィールドワークを通して研究している。
KONDO Fumi
地域研究,環境社会学
グローバル化や高齢化・人口減少が進む現代の地域社会において、人と人、人と自然はいかにして共存・共生していくのか。主に食・農・環境を切り口に、フィールドワークで得た実証的なデータに基づいて研究している。
SHIRAISHI Soichiro
地域研究,社会学
社会学、地域研究を専門としている。特に社会学の分野では、社会の制度変化と社会関係の変化、共同性の(再)創造を研究している。市域研究の分野では、地方からの上京、Uターンや複数拠点生活、地方定着など移動(移住)とライフコース、家郷意識を研究している。
LEE Sujin
社会学
日本、韓国、中国の東アジアにおける個人と家族の生活をさまざまな観点から分析する。例えば、「家庭内経済的資源配分」と「生活時間配分」を中心軸として家庭内ジェンダー不平等の実態を明らかにする実証的研究をおこなっている。
HIRAI Taro
社会学
地域社会における合意形成のアクション・リサーチ(応用社会学)を専門とし、福祉、農林水産業や観光振興、公共施設計画・管理など幅広い分野について、草の根の活動から自治体の政策形成までフィールドとしている。
KOMURA Kentaro
心理学
対人関係の継続と崩壊、親密な関係で生じた喪失体験などのテーマに対し、質問紙法や実験法などを用いた実証的研究をおこなっている。また、親密な関係を対象とした教育実践にも取り組んでいる。
HANADA Shinichi
政策の定量評価
実証産業組織論の手法に基づき、産業サイクルの変遷とそれに対する政策の効果についての研究をおこなっている。また、再生可能エネルギーを中心としたエネルギー政策についても同様の手法で研究を進めている。
MATSUI Ayumu
人文地理学
小規模漁業を中心としたローカルな資源利用・管理システムの動態について研究している。特に外部市場や自然環境の変化,人口減少など種々の環境変化に対する地域の適応プロセスに注目した調査研究を実施している。
DOI Yoshihiro
地域計画学
地域計画、特に市民や地域組織が主体となるまちづくりやコミュニティ・デザインに関する実践的研究に加え、市民活動を促進する制度のあり方、市民が公的領域を担うことの意味や効果にかかわる研究をおこなっている。
IZUMI Naoaki
生態人類学、地域研究
国家の周辺部に位置する地域社会の変容や人びとの共存について、とくに生業・生計活動に注目して地域の内的論理から考察している。日本国内の農山村地域、および東アフリカの農牧社会でフィールドワークを実施している。
KOSHIMURA Yasuhide
社会教育学
地域課題解決や地域づくりに向けた住民主体の学習活動の組織化とその支援について、社会教育(公民館)職員論・事業論を中心に研究している。また、関連して、地域と学校の連携・協働に果たす社会教育の役割についても探究している。
レジリエンステクノロジー
KOIWA Naoto
自然地理学
地形学を専門としている。河成段丘や扇状地などの地形の形成過程を復元することで、約10万年周期で繰り返されてきた氷期-間氷期という気候変化に地形がどのように応答してきたのかを明らかにする研究している。
CHOUNAN Yukiyasu
化学
SDGsのコンセプトに基づいた研究として、1.カビなどを触媒とする化学反応の開発 2.効率的な融雪システムのCO2排出抑制の基礎的研究 3.メタンハイドレートの実験室的合成方法の開発などに取り組んでいる。
UMEDA Koji
応用地質学
斜面崩壊、液状化、津波堆積物などから過去の地震の発生時期や規模を明らかにする研究や放射性廃棄物処分における天然バリアの安全機能に関する研究をおこなっている。
NAKAMURA Takeyuki
動物分類学
昆虫を中心とした動物分類学。温帯〜亜寒帯地域において,自然の中に暮らす動物を様々な手法で調査し,地域の動物相の解明と種多様性の理解,環境変化に対する生物の反応を明らかにするための研究に取り組んでいる。
GUAN Guoqing
バイオマスと材料化学
エネルギー工学を基盤とし、環境・新エネルギー分野において、炭素資源熱化学的変換技術、バイオリファイナリー、水分解技術及び電池材料、分離技術、CO2の資源化技術、環境触媒などに関する研究をおこなっている。
KAMIHARAKO Akihisa
土木建築工学
構造工学、ならびにコンクリート工学のなかでも、劣化構造物の合理的な補修・補強技術などのほかに、焼却灰・スラグ類のコンクリート材料としての再生技術に関する研究を実施している。
SHIMADA Teruhisa
エネルギー気象学
気象・気候情報の風力エネルギー分野への応用について研究している。また、地域気象・気候のさらなる理解のために、海上の局地的強風とそれに関わる大気海洋相互作用の研究も進めている。
KUBOTA Takeshi
電気工学、流体機械工学、風工学
風力エネルギー利用技術としての超小型風車に関して計算と実験による研究、ならびに取り出したエネルギーを地域ニーズに合わせて有効利用するためのシステム開発と運用について取り組んでいる。
WAKASA Sachi
自然地理学、地球熱利用総合工学
地形の年代測定を使って、地形がどのようにしてできたのか、いつからそこにあるのかを明らかにする研究をしている。特に、リニアメントや断層と地形年代の関連を研究している。また、それと関連がある、地熱発電所設置のための探査法の開発や、地中熱・温泉熱利用の推進のための地域研究や実践的な研究に取り組んでいる。
DOKE Ryosuke
測地学、変動地形学、地震地質学
人工衛星のデータの解析から、活断層や活火山周辺における地殻変動の検出やそのメカニズム解明に関する研究をおこなっている。加えて、これらの手法を応用した地盤沈下や大規模盛土造成地のモニタリング、地形・地質学的手法に基づく活断層の研究などにも取り組んでいる。
産業創成科学専攻
食産業イノベーション
YASUKAWA Akemi
農芸化学,染色,家政
衣服の科学を基本に、快適性と審美性を兼ね備えた衣服、青森の特産物を利用した染色、微粒子担持による布のUVカット加工、青森の伝統的な手工芸品の比較検討、被服実験教材の開発などの研究をおこなっている。
IWAI Kunihisa
食品機能科学
食品機能科学を専門としている。地域の食資源を主な対象として、健康に有益な生理機能と機能性成分の探索・解明をおこなうとともに、機能性成分の体内動態 (吸収や代謝等)
とそれに及ぼす食物因子の影響を明らかにする研究をおこなっている。
SATO Yukinori
食品物性機能制御学
糖などの食品成分の水和量や分子間相互作用を粘度測定から調べる基礎研究や食品の力学物性測定法を見直す試みなど、基礎と応用の双方から食品の力学物性機能の追跡と制御方法の確立に取り組んでいる。
NAKAJIMA Akira
食品安全生理学
食品に含まれる化学物質の毒性について研究している。また、アルツハイマー病などの中枢神経疾患の予防・治療に効果のある食品成分の探索をおこなっている。
NAKAI Yuji
農芸化学
食品機能学・ニュートリゲノミクスを専門としている。青森県産の食品を中心に、食品の持つ新たな生理機能を探索している。食品を摂取した際の生体の変化を遺伝子発現の変化として網羅的に解析する研究を通じ、食品成分が機能を発揮するメカニズムを探っている。
NAGAOSA Kazushige
生体防御学、分子生物学
1.がんの原因となる遺伝子変異細胞や細菌といった、生体に不要な細胞を取り除く仕組みの解析
2.がん・感染症・加齢性疾患・老化などの予防に繋がる食品の探索と機能性評価
3.食料資源を地球環境の改善に繋げる試み
NISHIMIYA Osamu
水産科学
県内における新魚種の養殖試験やそれに関わる技術開発、魚食性魚類の新規人工飼料開発および水質悪化を防ぐ「水質汚濁防止型飼料」の開発を行っている。また水生動物の繁殖生理学、特に卵黄形成機構に関わる基礎研究を行っている。
YOSHIDA Wataru
水産学
1.県内海産物の海域ごと(陸奥湾を含む)の資源動向、ナマコの資源増大に向けた種苗生産から放流までのシステム開発や放流効果に関する研究。
2.無脊椎動物(ナマコ、プラナリア)の発生、再生、種分化に関する研究。
HAYASHIDA Taishi
農学
リンゴの育種をおこない、その新品種の遺伝的背景、樹や果実の特性、貯蔵性などを研究をおこなっている.また果樹栽培における生理学的障害などを分析し圃場レベルで解決するための研究をしている。
TANIMOTO Yutaro
食品利用科学
地域食資源の物理的・化学的機能を解明するとともに、その機能を有効利用するための調理加工法の検討をおこなっている。また、食品廃棄部分由来の食品材料・食品成分を利用した環境低負荷型の環境浄化材料の開発に関する研究にも取り組んでいる。
グローカルビジネス
OHASHI Tadahiro
交通政策,地域科学
都市や地域、交通の問題への政策的解決を志向する地域科学と呼ばれる学際領域で、主に地域間の交通政策の評価に関する分析や、地方の交通問題の解決を通したまちづくりのあり方に関して研究をおこなっている。
MORI Tatsuo
国際経営論
国際経営論のなかでも、日系多国籍企業における地域統括本社制の機能と成果や、英国のEU離脱による日系多国籍企業への影響の研究の他、北欧の地域活性化モデルや観光ビジネスに関する研究をおこなっている。
HUANG Xiaochun
農産物貿易
日本の農産物の品種開発力や、農産物製品と食品の品質に定評があるのに、農産物知財マネジメントや、農産物と食品のマーケティング・ブランディング手法の開発研究が遅れている。リンゴを事例にその解決策の検討をおこなっている。
ISHITSUKA Satoshi
食料経済学
1.震災・原発事故以降における日本産農産物・食品輸出戦略の再編に関する研究、2.輸入農産物・食品依存下の日本における地域特産物の存立条件と持続的発展に関する研究、3.日系食品企業による中国進出の展開と課題に関する研究
SASAKI Junichiro
地域ブランド論
地場企業の産学連携をテーマとし、地域ブランドと地域商社に焦点をあわせ、地域経営や地域経済の視点から、魅⼒ある地域づくりと地域ブランドの相乗効果そして雇⽤創出等のケース・スタディをおこなっている。
UCHIYAMA Daishi
付加価値創造科学
新価値創造や高付加価値化の獲得手段として、資源の定量・定性的評価と主体間の効果的連携の実現は重要である。データ分析、知的財産、産学官金連携などをキーワードとし、地域産業振興を志向した研究をおこなっている。
TAKASHIMA Katsushi
経営戦略論,起業論
ベンチャー企業や中小企業の業績に影響を及ぼす諸要因の探索的研究や起業家の視点からビジネスチャンスの発見・実現プロセスに関する定性的研究のほか、起業家人材の育成に関する研究をおこなっている。
OKURA Kunio
企業社会論
地球環境問題などの社会的課題の解決にビジネスの手法を用いて取り組む「ソーシャル・ビジネス」という事業形態に焦点を当て研究をしている。その他、日本企業のCSR経営のあり方についても調査をおこなっている。
SATO Mitsuteru
プロダクトデザイン
商品パッケージデザインの制作やポスター等の広告デザイン研究の他、ロゴマークやキャラクターデザイン等を活用した地域活性化の研究、シルクスクリーン印刷の技術や表現に関する研究をおこなっている。
ISHIMOTO Yudai
国際フードビジネス論
地域の食資源を活用するフードビジネスを国際的見地から研究する。農林水産業や食文化において受け継がれてきた地域資源の過去・現在を把握し、未来への可能性を検討する。
TAKANO Ryo
農村社会学,森林政策学
農山村を対象として,①近代化にともなう地域社会の変容,とくに若者の生活構造や意識の変化に関する研究,②森林・再生可能エネルギーなどの地域資源を活用した地域づくりの意義や支援策に関する研究を行っている。
各教員の研究指導の特色に関する詳しい情報は本学研究者総覧をご覧ください。
弘前大学研究者総覧はこちら